この間、TVで『ターミネーター3』をやっていたので観ました。
今回の悪役のターミネーター、美人ですね。
前回の男性の悪役のターミネーターと同じく、触れた物体に似せて体型を変えられるし、幾ら撃たれても液体金属で形状記憶タイプの身体なので死なない(機械ですから、完全停止しない、と言った方がいいのか)というのがミソですね。
どうも、あの女優が、僕には観月ありさに似ているように思えるのです。
味方の旧タイプのターミネーターが、悪役のターミネーターに攻撃を受けてCPUが破壊されてしまって、本来の『ジョン・コナー』を護るというプログラムが実行できなくなって、しかし、自分のなかにある醒めた部分がジョンを攻撃しないでおこうとして、内的葛藤を起こしてフリーズしてしまう、というところはロボットに人間らしさを感じさせるストーリーだと思いました。
何か、そいうのは、キカイダーの良心回路が不完全なのでギルの笛で攪乱されてしまう、とか、仮面ライダーが元の人間らしい生活をできなくなった処を悲観する場面とか、日本ものでもよく有りましたね。
しかし、話しは戻りますが、絶対に笑わない女ターミネーター。
核汚染から隔てる壁に押し潰されながらも、未だ主人公をどうにかして攻撃しようとする爬虫類か昆虫のような新型ターミネーターの姿は、何か人間の執着心の憐れさを表しているようにも感じました。
今回の映画女優のターミネーターじゃなくて、観月ありささんそっくりのターミネーターになら撃たれてもいいかな……等と、本編とは関係のない処で深く考えてしまいました。(笑)
今週から姫路文学館の夏期講座に行く予定です。
それでは、また。
コメント
自分もテレビで観てました。「キカイダーの良心回路」、なるほど良く分かる例えです^^;。
>sakamonoさん
人間の良心と邪心の葛藤に見えてしまう場面でしたね。
やっぱりsakamonoさんとは歳が近いから共感できる喩えでしたか。
また、お寄りします。(^。^)