カテゴリーとして、最近読んだ本に区分けしましたが、DVDで、『地下鉄に乗って』を見ました。
このお話しを紹介する場合、今回の場合に於いて、
僕と同級生の友人とのやりとりを挙げずにはおられません。
山雨君(本当は本名を言っているのですが)、色んなソース(題材)を吟味すべきだよ。最近、僕、DVDレンタルで映画を借りてきたよ。
まあ、SFなんだけど、興味深かったよ、と、友人。
そうか、いくら、ジリ貧で、DVDのプレイヤーさえ用意できなくても、何とかしてそういう映像は見ておくべきなんだ、と痛感しました。
先に、僕は、原作の方から読んで、今日、DVDを借りてきました。
それで、DVDを見て感じるのは、「よく、友人は、DVDからだけで、全部を分かろうとしたな」という事です。
小説原作の場合は、本文に行動の説明が全て入っていますが、映画になった本編では、殆ど説明なしに、フラッシュバックやカットバックによって、お話しが展開されていきます。
僕、原作を先に読んでたから付いていけたけど、その知識なしにはDVDも映画も理解出来なかったかもです。
最後にちょっと感想めいた事を書きます。
主人公の会社の部下の女の子との付き合いを続けていた主人公だったのですが、この女の子も同じようにタイムスリップに遭遇して、そして、自分の出生を消してしまうように行動をとります。
僕は、この気持ちが、この物語りの一番収斂された場所だと感じました。
言わば原罪意識のような、自分に対する処遇です。
全く余談になってしまいますが、戦後すぐの世の中を渡っていくのに、当時の人は或る程度の悪いこともやっていたんだなぁ、と感じました。
そういう自分にとってラッキーな状況をどう生かすか、それは、何も現代でも通用する処世術ですね。
感想が支離滅裂になりましたが、終わりとします。
では、また、次回記事でお会いしましょう。(^。^)