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殴りあい。(兄弟喧嘩)

 僕は、三人兄弟の長男なのです。

 三人が同じように(成長スピード的にも)育ったので、しかも歳が近いので、小さな頃は、どつき合いだらけでした。

 学校で、小学五年六年とは苛められましたが、その当時は成長の波の加減で一旦、他の生徒に身長を追い抜かれているときでしたから、苛める奴にはかないませんでした。結局、中三の頃から、また成長の加速がはじまって、誰にも苛められることはなくなりましたけど。

 兄弟以外では、どつき合いはしませんでした。

 その兄弟も普段は仲がいいのです。

 ところが、三男と長男は趣味嗜好が似ていて、自分の方が優っていると相手に認めさせないと気が済まなくなるときがありました。

 それが、どつき合いの喧嘩になるのです。(次男は、戦闘を避ける性格でしたから、次男とは殆どどつきあいをしていません)

 喧嘩というのは、攻撃した後に相手の出方やダメージを考えて、一旦二三発どついた後に待ってしまうものなのです。今どきの事件になるような暴力は容赦がないですけど。

 僕が中学三年のときに、三男とは最後の喧嘩をしました。

 その時、こちらが優勢で、一旦待ってしまったんです。

 約一分後の、エネルギーを回復した三男の攻撃は凄まじかったです。

 その時、三男のげんこつが僕の目にマトモに当たって、生涯で初めて、目から火花が出ました。

「どうや! 兄貴! 分かったか! どっちが強いか」

 それからは、もう、どつきあいをする事はなくなりました。

 兄貴の沽券にかけて、もう一度弟をやりこめる、という事はもう考えませんでした。

 誰を相手でも、妥協点を探すつき合い方に変わりました。

 その後、成人しても、我が兄弟のなかでは三男が一番体格がよく、力ではかないません。

 身長では順番通りなんですけど……。(苦笑)


 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

ラフに語る、つれづれ記
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コメント

  1. 山雨 乃兎 より:

    >ガイちゃんさん
    ナイスを有り難うございます。

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