やっと免許の更新のための講習が済みました。
もう、今後「ゴールド免許」になっても特典はないんですって。
更新までの期間も、ゴールドでもそうでなくても、一律5年間となりました。
講習も同じ時間受講しなくてはならないそうです。
特典と言えるのは、自動車保険の掛け金が安く済むだけです。
今回の講習で強調された法令は、車が立ち往生してはいけない所について。
・交差点内 踏み切りの上
・横断歩道の上
・白斜線で囲われた、緊急自動車の発進のためのゾーン。
それから、前回と同じ問題。つまり、方向指示器を出す車が遅い現状を改善しよう、と
いうお話。
右左折では、右左折する三十メートル前に方向指示器を出す。または、進路変更しよう
とする三秒前から方向指示器を出す。
この三秒前というのを、三秒以内、と受けとめている人が多い、ということ。
今回の講習では、教官は仰有らなかったけれども、進路変更をする三秒前ルールがあるということは、交差点で右左折する30メートルまえから指示器を出すのだけれど、その前の通行帯の右に寄る(左に寄る)という車の移動自体が進路変更になるわけで、つまり、30メートルまえのさらに前の、白線や黄線に寄っていこうとする段階で、既に方向指示器が出ていなくてはならないことになるはずです。僕は、教習所で、そういう風に教わりました。(つまり、大きな交差点では、曲がりかける6秒前から方向指示器を出しておくべきなのです)
右左折レーンの道路上の進路として行ける方向を記した表示の二つある場合、走ってき
て始めに遭遇する表示が、丁度三十メートルの位置だそうです。それから、横断歩道があ
りますよ、というサインの菱形の表示、横断歩道の直近のが丁度交差点の三十ーメートル
まえだそうです。
それから、原付の場合、車両通行帯が三つ以上ある交差点では、二段階右折をしなくて
はならないこと。(これ、ちょっと僕は守ってなかったかなぁ)
新しい免許は、本籍地の表示がありません。表示欄そのものもなくなっています。
個人情報保護の観点からだそうです。
ICチップにその人の情報(顔写真を含む)はすべて入っています。
裏面には、臓器提供の意志があるかないかを書く欄もできました。
酒気帯び運転の減点はきびしくなりました。
0.25パーセント以上で25点、0.15以上0.25未満で13点の減点です。
一発で免許取り消しですね。
それから、僕らのとった普通自動車一種免許が中型自動車免許に移行しました。
けれども、間違えてはいけないのは、総重量8トン未満で総積載量5トン未満の車まで、という今までと変わらない内容の免許だということです。(これから、新たに、中型自動車免許をとった場合は、マイクロバスを運転できる免許になりますが、今までの普通免許から移行した人の免許はマイクロバスだと総重量だけで8トンを超えてしまいますので運転できません)
大儀だった講習が終わって、やれやれといったところです。