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混線する脳

 昔、知人と飲み屋で飲んでいて、僕が、他のお客さんが突っかかってきて、そのことに腹が立った、という話を、知人にしていたんですが、知人が途中から、僕に激高してきまして宥めるのに苦心したことがありました。(突っかかってきたお客さんに、その場で怒ってはいけません。それをすると喧嘩になります。相手が怒っているときは、こちらは怒らない。これが社会人としての喧嘩を避けるマナーです)

 この場合、知人は僕の話を聞くうち、自分が怒られているように思いこんできたのだと思います。

 人間の脳というのは混線するのです。

 理知的な人は、その混線が少ないですが……。

 僕が、第三者に対して腹が立った、という記事を挙げたとして、その記事に腹が立ってくるのは、混線が起こっているということです。

 でも、往々にして、怒っている記事は読んであまり気分がよくなるものではありませんから、出来るだけ挙げないように注意しようと思っています。

 関連した内容で少し話しますと、

力強い怒っているエネルギーを発散させる歌がありますね。

 浜田省吾の『マネー』とか、チャゲ&飛鳥の『yah yah yah』とかですね。

 この歌を聴くときエネルギーをもらうのは、自分が歌手と同じサイドに立った視点で、第三者(歌のなかの登場人物)に怒るからです。

 こういう歌を、直接、歌手から怒られている、と受け止めたら、厭な気分になります。

 怒る系の歌は、そういうベクトルの向きなんです。

 脳の混線を避けるには、普段から自分の心の幸福感を持つことと、軸になる自分の考え方を持つことです。

 さらに、理性が崩れるまでは、お酒は飲まないこと。

 さらに、普段から、身近な数人とでもいいからコミュニケーションをとっておくことです。

 たった独りになってしまって、その状態が長いと、他人の言葉が、全部自分に言われているように感じだします。

 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

真夜中のつれづれ記……
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コメント

  1. うふ・・・こんな記事好きかも(^^)もっとリアルに書いてほしいな。いつもの日頃の報告みたいなのもいいけど、読んでて感動しないっていうか、この記事みたいなワクワク感がないものね。私は好きですね。当時のリアルな状況をまた教えてね。

  2. 山雨 乃兎 より:

    >あかねのママさん
    直メール、送ってきなさいって言ってるのに……。(直メが送れない理由でもあるのかな。第一、ホントに女性なの? もし知り合いなら、身分を隠してコメントするなんていう邪魔くさいことはやめたら)
    また、こういう記事も書きますよ。^^
    でも、現実にあったことを詳細に書くわけにはいかないのでね。

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