凹む……

　最近、ブログのアクセスが上がってきて、それでかしらないけど、やたら、情報商材のアフィリエイトをやっている人たちからのメールが来る。

　その内のお一人のブログを見に行ったら、「アフィリエイトに必ずしも写真は必要か？」という記事があって、

多分、僕のことを揶揄しているんだろうなぁ、と思える記述があったので、少し、凹んだ。

　大写しで、無表情の、小汚いおじさんの顔が掲載されていたら、女性受けがわるい、などと書かれていた。（とくに四十代の人に多い、などと）

　ブログには、ファンタジー性が必要なので、写真は必ずしも必要ではない、と、仰有っていた。

　まったく、それは一理あるし、最近の自分の写真は坊主にしたこともあり、さらに疲れている状態をそのまま撮ったりしているので、ぜんぜんイケてるとは自分でも思ってないのだが……。

　だから、ご指摘のとおりで、そこは認めざるを得ないのだが。

　一つは、自分の写真を、いい感じで撮れない。ということがある。

　普段の、爽やかな印象が、ブログでは、今ひとつ展開できていない。

　とくに、写真というのは、一瞬を一つの角度から撮るので、失敗すれば、それで終わりだ。

　動画のほうが、自分らしさが出ている。（もうちょっと照明の当て方を工夫する必要があるが）

　当たっていることを遠回しに言われると堪えるなぁ。普段、自分への批判記事は、読みにいかないようにしているのだが、たまに見てしまうこともある。

　好印象で撮れているものもあるから、たくさんの自分の姿を顕すというのは、それはそれで、ハイパーラポールを呼ぶことになるとも思うのだが。

　僕の場合、アフィリエイトでは、そんなに儲けていない。（収入が、どのくらいかは、読者の想像に任せる）

　アフィリエイトも始めたのは早かったのだけれど、初めのうちは、リンクを、ただの直リンクに改造して貼り付けるという、馬鹿なミスもやっていた。

　メルマガも割りかた早くはじめたが、ワンクリック広告が規制されたので、やめてしまった。

「いやあ、儲かってまっせ」と、嘘でもかませばいい、という人もあるだろうけど、それは僕はしない。

　他人に格好良く思われたい、という気持ちは、ないことはないが、基本的に他人に、どう思われようと、まったく関知しない。

　自己の内心に、矜恃があればいいのだ。それと、少なくとも神が全てを知っている、と思えれば、他人がどう思おうと気にならない。

　たとえば、僕の場合は、自分の内心では、自分が世の中で一番賢いと思っている。しかし、反面、歴史や地理の知識がからっきしなくて、物を覚えるのが非常に遅いし、そういう意味では馬鹿だと思っている。

　しかし、自己の業績を自負している。たとえば、小説はプロに負けてないと信じ込んでいる。評価されないのは文壇に嫌われているからだと思っている。ドラムも、プロ級の腕前だと自負している。

　小説の場合は、こういう作品が優れている、と一概に言える尺度がない。だから、自負心はいくら持っても個人の勝手である。

　極端な話、プロの作品を読んでいても、「こいつ下手くそだな」などと思いながら読むこともある。

　ドラムのほうは、或る一定のレベルである、という自負でしかない。自分より上はいっぱい居る。それは認めている。

　思考の深さ、先見性、直感力、論理の組み立て方、とか、そういう意味での頭脳は、自分が世界で一番優れている、と思っている。

　人間、思うのは勝手である。

　よく思うのは、他人同士で会ったときに、自分のほうがその分野に於いて優れている、ということを相手に認めさせなければ気が済まない人の言動を見る場合に、そんな事しなくていいのに、ということである。

　何も、その場で勝つ必要はない。

　内心で、「この阿呆め」と、笑っていればいいだけのことである。

　だから、基本的にディベートというのが嫌いだ。

「自分のほうが賢い」「自分のほうが優れている」と、内心で二人ともが思っていれば波風は立たないのである。

　そうして、時間が経つうちに、「ああ、せやけど、アイツのほうが、この分野に関しては一枚上だったな」とか、「やっぱり、おれのほうが勝ってた」とかが、じわじわと分かってくるのである。

　それよりも、素のままで人間的な面白さがあり、最低限の常識をわきまえていて、誰とでも話しが出来る。このことの方が、人間には大事だと思うから。（この常識がなくてきちんとした敬語が使えない人は、アフィリエイトの場合はそうでもないかも知れないが、実店舗の場合、顧客がどんどん離れていきます。スキルがいくらあっても顧客が離れるのだから、商売あがったりになります）

　いかんいかん。また、理論の展開がはじまってしまった。（笑）

　さて、月末である。

　明日から冷え込むらしい。

　気を取りなおして、今夜も、ウェブ言語の勉強をしようと思う。