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ぷらっと散歩のつもりが……

 図書館の司書に、「おれ、こないなってもてん」と前置きして、お腹をなぞりながら、体重が91.6キロになったという話をすると、「ダイエットした方がいいですね」と言われ、それももっともだと思って、今日は買い物のまえにスーパーから家電量販店までを歩いて往復したのでした。

 家電量販店に寄った本当の理由は、先日オークションで買ったデジカメが、オープン価格だったので、相場ではどれくらいで売られているのだろう、と気になって確かめるためでした。

 結果、激安でした。

 それで、家電量販店を出ようとして、入り口付近のマッサージ器のコーナーに目が止まって近所をうろうろしていると、販売員に声をかけられました。

 体験で、一種試乗会のようなことでいいから、とマッサージチェアに座りますと、販売員が話しかけてきます。

「男の人は、必死にお仕事をされてるのだし、ご自分へのご褒美だと言って、奥様に内緒で買われたらいいのですよ」

 と販売員は薦めます。

 妻は、数年前に死んだし、障害があって働けてないし、というような内容を、言える雰囲気ではなくなってしまいました。

 僕の病状の場合は、ちょっとだけ邂逅するというような場面では、ぜんぜん病気に見えませんからね。

 33万8000円のマッサージ器、買ってもらえると思い込んだような販売員の対応で些か困りました。

「お客様でしたら、色々なさっていると思いますし……」

 と、ほぼ僕がいろんな経営にも手を出している人物のように錯覚されました。

 もうちょっと待ってくださいね。

 原稿で生活できるようになると、買いますから。

 色んなことがありながら、今日も、夕方からの晩酌をしています。

 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

ラフに語る、つれづれ記
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コメント

  1. タックン より:

    こんばんは。
    いつもご訪問をありがとうございます^^
    お写真で見せていただくと山雨 乃兎さんは社長さんタイプにみえますよ^^
    といっても33万円ものものを簡単に買える人って限られていますよね~
    販売員の方の必死さが伝わってきますね^^

  2. 山雨 乃兎 より:

    >タックンさん
    見かけ一見は健康そう、さらに出来るビジネスパーソンに見えてしまうのですね。社長に見えるとまでは自身でも思っていませんが。
    それで、販売員としても購買力のあるお客に応対しているという気になるのでしょうね。
    マッサージ器の効果が出て、非常に今はリラックスしています。(笑)
    また、お寄りしますね。(^。^)

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