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「純と愛」面白い!

 NHKの連ドラの、『純と愛』を、今ごろになってから、アーカイブを追いかける形で観ています。

 

 このドラマは、実にいい!

 

 愛(いとし)の統合失調症の病状も、充分に顕せているし、登場人物一人一人の人物造形も深い。

 他人の本性が見えてしまう愛、その気持ちが、痛いほど分かる。

 私の知人でも、統合失調症の人で、他人の想念が自分にはいってきてしまう、と悩んでいる人も居たからだ。

 私自身は、逆に、他人に考えが漏れてしまうタイプの統合失調症だが、そういう苦難・苦労が、このドラマでは充分に描かれている。

 また、純が取り組む実際の仕事の難しさ、も、充分に描かれている。

 久しぶりに、内容の濃いドラマに出会ったと思う。

 武田鉄矢の、現実をとる辛辣な父、というのも、現実にありそうで、首肯する。

  純の頭にこびりついて、ときどき出現する、『ひなまつりの歌』も、サイケデリックでいいタイミングである。

 久しぶりに、マイヒットである。

 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

近況……
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