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高校時代の思い出

 編入するまえの、さらに留年するまえの高校二年生の春、

例の、森光子がタイプだという、一緒にバンドを組んでいた友人が、

放課後、一緒に練習をするために、学校の近くの寺へ、

二人して自転車を漕いでいるとき、

神妙な顔をして、

「実は、山雨くん、君に謝らんとアカンねん」

 と切り出しました。

 よく話を聞いてみると、僕の片思い(告白はしたけど振られた)の相手(かなり美人)が、

昼休みに、学校の玄関前の階段を下りていて、

たまたま、その友人Kくんが、階段の下に居たら、

春の嵐というのでしょうか、玄関から突風が吹いてきまして、

彼女のスカートが捲れ上がって、彼女のパンティーを見てしまった、と言うのです。

「いや、そんなつもりやなかってん。ごめん」

「別に、それは偶然だろう。故意に見たわけじゃないし、気にすることないよ」

 と話したのでした。

 惚れてる山雨くんでさえ、そこまでは見たことがないのに、清純な彼女を穢してしまった、

と思ったようです。

 でも、内心、口惜しかったけどね。

 僕も、そんなタイミングに居合わせたかった。

「それで、どんなパンティーだった? 何色?」

「いや、普通の白やけど」

 延々と詰問したけど、想像は実際見るのには及ばない。

 男は辛いねぇ。

 寺でのバンドの練習は、夏休みの終わりまでつづきました。

 嗚呼、純情だったころ、懐かしいです。

 では、また。


 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

ラフに語る、つれづれ記
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コメント

  1. (朝日を忘れた小説家)山雨乃兎[やまめ のうさぎ]のブログーーー総合目録

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  2. Tremii より:

    こんにちは。いい思い出ですね。その後その友達とはつきあいがあるのですか。彼女もどうしてるのですかね。なつかしくて同級生に出会いたくなってきませんか。歳はどんどんいくばっかですものね。

  3. 山雨 乃兎 より:

    >Tremiiさん
    その友人は、現在失踪中です。まあ、理由があって地元から逃げたかったようです。連絡する術がありません。
    彼女は、どうしているのでしょうね。気になります。
    今より若いときはないのだから、再会したいとは思いますね。
    また、お寄りくださいね。(^。^)

  4. Tremii より:

    こんばんは。また来ました。高校時代の友人とは地元で会わないのですか?連絡があったりしませんか。遠方だとしかたないですけどね。

  5. 山雨 乃兎 より:

    >Tremiiさん
    その友人、誰にも連絡先を教えてないのですよ。
    それでも、こちらとしては、千人にただ一人の馬の合う友人ですから、わだかまりはありません。連絡してきたら、いつでも会うつもりです。
    今は、中学時代の友人が数人います。
    また、いつでもお寄りくださいね。(^。^)

  6. すごろく伝助 より:

    こんにちは、コメントを見て共感した者です。年々同級生との付き合いもなくなりますよね。みんなどうしてるかなぁって思うばかりです。中学生の同級生と出会うきっかけはなんだったのですか。

  7. 山雨 乃兎 より:

    >すごろく伝助さん
    中学時代の同級生は、地元なので、会おうと思えば、すぐ会えます。僕も、家出以外、地元にずっと在住なので。
    また、結婚してない同級生が多いので、身が軽いです。

  8. すごろく伝助 より:

    50歳なんですよね。そんなに独身が多いのですか?その友達は仕事はしているのですか????

  9. 山雨 乃兎 より:

    >すごろく伝助さん
    無職の友人も、何人か居ますよ。病気があって無職の人も。ただ就職する自信がなくなって、ずるずると無職の人も居ます。仕事には行くけど、ずっと転職を繰りかえす友人も居ます。普通に仕事に行っている友人も居ます。
    仕事が出来ていても独身のまま、という友人も居ますね。
    卯年は、奥手なのか、女性に縁がないのでしょうかね。
    既婚の友人とは、つき合いが少ないですね。子育てや、子どもの学業のことで忙しいですから、子どもが完全に成人してくると、再びつき合いが戻ると思いますが。僕も、嫁が死んでなかったら、既婚の友人とのつき合いの方が多かったでしょうね。

  10. そごろく伝助 より:

    こんばんは。それにしても病気の人は別として50歳で無職、独身は少々厳しいですね。不況の真っ只中で、年齢的にも今後も厳しい風がふくのは間違いないですからね。その方たちは両親と同居なのでしょうか。親御さんになにもいわれないのでしょうか。

  11. 山雨 乃兎 より:

    >すごろく伝助さん
    病気もなくて無職・独身という友人は一人ですが、かなり家族に責められているようです。ですから、たまに会うと、つまらないことでも当たり散らしますね。
    でも、社会から離れているのが長いと、自信がなくなってしまうのも事実なようで、自助努力に任せるしかないですね。
    まるっきり無職というわけではなく、マルチ商法はしているようですが、なかなか儲からないようです。

  12. すごろく伝助 より:

    そうですか。マルチはもうからないのですね・・・。ひょっとしてすすめられました?その友人から。最近もやってるのですかね、その方は。

  13. 山雨 乃兎 より:

    >すごろく伝助さん
    僕には、直接は薦められませんでした。でも、無料で名義貸しして会員にはなりましたが。
    ですから、数人のエントリー料を、本人が被ってしまっているので経理的にきついようです。
    物を売るのに向いていると、スイスイ出来る仕事なのですが。
    向いてない人は、友人・知人を塗りつぶせば、そこで途切れてしまいますね。
    最近も、つづけていると思いますよ。
    でもね、結局、そこの商品は単価が高すぎます。売れにくい要因のひとつですね。

  14. すごろく伝助 より:

    ですよね。所詮マルチですから。アルバイトからでも始めたらとは思うのですが・・・。普段の生活費はどうしてるのですかね。親御さんだって年齢からすると高齢で年金生活のはず。ガソリン代も最近は高騰してますから移動にも費用がかかります。

  15. 山雨 乃兎 より:

    >すごろく伝助さん
    もう、彼、無職になって14年です。最初は、数百万の貯金があったのです。まあ、それも家に八千円ぐらい月々献納した残りでの貯金ですから、貯まるのも当たり前ですが。
    僕が一時無職になったときにつられるように仕事を辞めてしまいましたが、それがいけなかったのです。僕は、その後、一旦結婚したり再就職したりしましたが、彼は、ずっと無職です。
    僕のように、歴とした考想伝播の症状でもあるなら、国から障害基礎年金も出ますが、彼の場合は、まったく健康ですしね。
    でも、やはり、自信がなくなったというところが大きいのではないでしょうか。
    あまり周りが責めると、身の置き場もなくなるし、そっとしておきましょう。自分でわかってて、どうにも出来ないのだと思います。

  16. すごろく伝助 より:

    彼からの連絡は今もありますか。ご両親もさぞ心配のことでしょうね。健康保険もはいっているのでしょうか?なにかがきっかけで転落したのでしょうね。

  17. 山雨 乃兎 より:

    >すごろく伝助さん
    自分は、どうなの?
    平日金曜日の昼間に、ブログにコメントするなんて、仕事はしてるの?
    他人が、どう生きようが、放っておけばいいでしょう。
    こんなに長く、コメントで、他人の友人のことを根掘り葉掘り訊いている、貴方のほうがおかしいのでは?

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