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映画『ゲゲゲの女房』完視聴(追記あり)

 映画『ゲゲゲの女房』を観ました。
 感想は、追記をお待ちください。
   追記・感想
 テレビの連続小説とは違って、尺に制限があるので、主人公が貸本漫画家から大手所属の商業作家として一本立ちしたところでバスッと終わっていた。
 女房の方も主人の方も、その家族に関してはすべての人物は出てこない。
 生活の苦しさ、貧乏加減が、かなりシリアスに描かれていて、女房の方の主人に対する醒めた感情というのが、前半は描かれていたので、主人が漫画家として成功してからの場面との対比がしっかりと描かれている。
 戦後すぐの、生活してゆけない者も居た時代をしっかりと描いている。そして、そういう社会に対しての批判もテーマとして含まれているのが伝わってくる。
 両主人公の頭のなかの空想が、現実と同じ次元で映像やたとえば、「茂」の母の出現という描き方で登場するのが面白かった。
 茂が、戦場で負傷し、左手を切断されるという場面は、現在進行形の今という場面の墓場で演技がなされているのだが、この辺りはお金がかけられなかったのだろうか。
 今が甲斐性の無い茂でも、将来売れると信じてついていく妻・布枝の姿に、感動した。

 

 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

映画評論
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