この間買った、『クロス タウンゼント メダリスト』は、ペン体が鉄らしい。
23金のメッキが施されているが、中身は鉄だ。
最初、すごく気に入っていたのですが、書きつづけてみると、なんだか紙を引っ掻いているような感覚があることに気づきました。
ペン先が滑らないんですよね。
こちらの、ずっと以前から使っているPILOTの万年筆は、ペン体14金。
紙に引っかかることなく滑らかです。
ただ、このペンは、一度ペン先に大きな力をかけてしまったことがあり、変な癖がついているので書いていて愉しくありません。
ペン先の感触は、ペン体の形にもよるらしいです。
先端から覘くと、U字の逆のようになっているのですが、そのU字の曲がり度がきついと、ペン先がしならず硬い書き心地になるそうです。
と、ここまで書いてきたのですが、割り込みの追記です。
滑らかさの比較という意味では、実は、金ペンも鉄ペンも、ペン体のペンポイントの素材は、同じイリジウムで
まったく差がないことが判明しました。
ということは、ペン体の形状がとくに関係しているのでしょうね。ペン芯が、ペン体のどの程度の割合かによっ
ても、ペン体のしなりが違ってきます。
金ペンは、ペン先がインクによって錆るのを軽減するために選ばれた素材だそうです。
結論、ペン体の素材は書き味には影響しない。ペン体の形状とペン芯の浸食率で選ぶべし、ということですね。
12月に、もう一本買おうかな。
本体の重さ、も大事な要素ですね。
僕の場合、重くても軽くても、どちらでもいいですが。
それと、胴軸の太さですね。
気になりますね。
納得のいく一本まで、かなり遠い道程かもです。
以上、今日思ったことでした。
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コメント
昔もらった万年筆があって、時々思い出したように使って
いたのですが、記事を読んで、また使いたくなりました。
確かに、自分の書くクセみたいなモノで、形状が変わるというのは
分かるような気がします。もうちょっと使い込まないと、
自分の書きやすい形状にならないのかもしれませんね。
>sakamonoさん
書く癖によって、ペンポイントの形状が変わりますね。
だから、自分の万年筆が使いやすいのですね。
ペン先に強い力をかけてしまうと毀れます。
また、お寄りしますね。(^。^)