拙著『キャバレー・ウエスト・ムーン』(kindle版)『ホテル・琵琶湖イースト』『壁蝨(だに)』(鳥影社)について

・第三弾 

 この作品は、私のバンド活動の集大成です。

 

 お酒を出して接客するキャバレー。

 そこには、バーテンダー、ホステス、ママ、胴元のヤクザ、バンドマンが居ます。

 馴染みの常連客たち。

 そこで繰り広げられる悲喜こもごもの物語。

 恋愛要素もハードボイルド要素もあります。

 是非、ご一読ください。

ホテル・琵琶湖イースト

ホテル・琵琶湖イースト

  • 作者: 山雨 乃兎
  • 出版社/メーカー: 鳥影社
  • 発売日: 2014/12
  • メディア: 単行本

【出版社との話し合いにより、実質二刷り目の分は、奥付きの表記では、1刷り、となっています。3刷りが2刷り表記になります。】

【新作『ホテル・琵琶湖イースト』が、発売されました!】
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【新しいパンツ・パンティーを用意してからお読みください。読んでいるうちに往ってしまう可能性があります。】
 正式な発行日は、12月5日です。
 未婚の人も、既婚の人も楽しめる、新婚旅行をモチーフにした作品です。
 最初、ジャンル別けとして、自分のなかでは、『官能小説』としていました。
 皆さん、一番の快楽は、何でしょうか?
 それは、麻薬をつかったセックスですね。
 でも、それは非合法だし、いけないことです。
 ということは、人間の生活のなかで、一番の快楽は、パートナーとのセックス、ということになります。
 法律で認められて、伴侶を得て、誰に気兼ねなくセックスを楽しめるとき、というのは、新婚旅行でしょう。
 その新婚旅行をモチーフにした作品です。
 独身の方も、主人公、登場人物に感情移入して、新婚旅行に行った気分になって楽しめる小説、それが、『ホテル・琵琶湖イースト』です。
 旅行中に、不思議な現象が起こります。
 文学としても、SFエンターテインメントとしても楽しめる小説です。
 税込み、1540円です。
 鳥影社書籍注文ページでご注文いただけます。『ホテル・琵琶湖イースト』とご入力ください。
 アマゾンでも、セブンネットでも買えます!
 よろしくお願いいたします。

壁蝨(だに)

壁蝨(だに)

  • 作者: 山雨 乃兎
  • 出版社/メーカー: 鳥影社
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 単行本

 小説『壁蝨(だに)』は、人により、読後、眠れなくなるなどの副作用があります。

【仕事なし、半病人状態の主人公に、思いがけない徴兵令が………】
【新たな可能性を秘めた気鋭の小説!】

絶版です。

お求めになる場合は、アマゾンで中古本をお探しください。

 病気持ちで、くそ真面目な主人公です。心内描写がつづきますので、重いです。

 自己投影しました。自己投影のない小説は、絵空事です。

 楽しむなら、エンターテインメントを読めば足ります。この小説は、著者が切り取った人生観を突きつけてきます。

 毎日、執筆しています。

 私の書く小説は、幻想的文学が多いですが、読者がスカッとするストーリー性のある中間小説も書いています。

 将来は、聖書的な、文字がエネルギーを持つ、読むだけで福音をもたらすような作品を書いていきたいと思っています。

 よろしくお願い致します。

 拙著詳細紹介『壁蝨(だに)』

 作家が、本人の作品に対して説明していいのか、という意見はあるでしょうが、両論あります。

 作品への興味を持ってもらうために、しばし、説明させてください。

 二人の主人公のドラマが、交代で描かれます。

 まったく、二人の接点がないまま、世間だけが大きく変化していく。その渦に巻き込まれた二人は、それぞれに、自分に与えられた道を行きます。

 主人公「地神龍一」には、とことん不幸を負わせました。

 ネーミングも、コメディNo.1の、「阿呆の坂田」という愛称で有名な坂田利夫氏の本名を使わせていただきました。

 やることなすこと、トコトンついてない。本人は、人一倍努力しているのだが、これでもか、という不幸の連続のなかに居る。そんな主人公。

 地神に感情移入して読んだら、読者も、「おれだったら、とっくに自殺してるな」と思うでしょう。(誰に、感情移入することになるかは、読者により様々です)

 それなのに、追い打ちをかけるように、戦争が勃発します。

 もう一方の主人公「梶山卓也」は、温室育ちです。

 何もかも、周りが世話してくれた軌道の上に乗って生きてきた。

 そんな卓也も、新居からは遠い地に転勤が決まり、それを受け容れられずに、会社を辞めてしまいます。

 中国が仕掛けた世界大戦。

 日本も、アメリカ側として参戦することになります。

 核の脅威。秘密裏に繰り返される、中国とアメリカの要人の折衝。

 和平締結まで、じりじりと長引きます。

 戦闘シーンもあります。

 たたみ掛ける山雨の筆致力。

 ラストは、意外な結末に。

 私は、人間は、皆、『壁蝨(だに)』だと思っています。

 誰も、本気で他人のことを斟酌しない。自分が大事。自分の欲望と、自分の家族の安全のためだけに生きている。

 そして、生きていくためには、生業をつづけるしかない。

 蟻です。壁蝨です。

 本編には、「壁蝨」という語句は、まったく出てきません。

 壁蝨が、本編では、どう言い換えられているか。それも、この本のミステリーです。

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