PR

『人間は笑う葦である』読了

 土屋賢二さんの、『人間は笑う葦である』を読みました。

人間は笑う葦である

人間は笑う葦である

  • 作者: 土屋 賢二
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1998/07
  • メディア: 単行本

 この本を読まなくてはならない、という事は決してありませんが……、全編、随所で、ともかく笑えます。

 そういう意味では、ナーヴァスになっている人、本を読んで笑いたい人には打って付けだと思います。

 理路整然とした文章で、内容は矛盾している事実を一致しているように言葉で言い切るなどの方法で笑わせます。

 はしがき、を読んで、町田康さんの文章に似ていると感じました。

 普段は、哲学の教授をしておられるので、多分、頭の中は相当高邁な考え事で埋まっているんだろうなぁ、と思いましたけど、このエッセイ集では、フランクな話題を理論的に追究して、途中で妙な解に辿りつく、という展開。

 笑って気分爽快に成りたい方には、お薦めです!

 本を読んで、ここまで笑ったのは久しぶりです。腹筋が痛くなりました。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

書評
山雨 乃兎をフォローする

コメント

PVアクセスランキング にほんブログ村 新(朝日を忘れた小説家)山雨乃兎のブログ - にほんブログ村