ヘロデ王の前で、彼の不倫相手の子であるサロメが舞いを踊った。
サロメの踊りは官能を刺激する踊り(多分、半裸だったと思われる。乳も見えていたのではないか)だったので、王ヘロデは、堪能して、満足のあまり、「何でも、望む物は与えてつかわす。申してみよ」と言った、とある。
そこで母にそそのかされたサロメは、「バプテスマのヨハネの首を盆に載せて、持ってきてください」と言った。
済みません。ヘロデ王と好い関係になっていた女の名前が思い出せなくて。
まあ、この話しは前振りですが、
自分が新人賞をとって、尚、作品が出版した内の一作でも10万部超えのヒットとなったときに、自分は一体、何が欲しいのだろう、と考えてみたのです。
或いは、神が用意されたプレゼントーーーの聖書の記事のように、
お金は、いくらかかってもいいから、この際、君の欲しいものを全部言ってみなさい、と言われたと仮定して、紙に書き出してみたのです。
大体、20品目ぐらいで書き終わってしまいました。
中古の中型のバイクとか、ノートパソコンとか、値の張る腕時計とか、……
全部合わせても、一千万あれば望みが叶います。
高額で欲しいものは、中古の一軒家です。
一つだけ、お金では用意できないものがありました。
嫁さんです。
しかし、嫁さんを、どうしても欲しいという欲求が、そんなに強くありません。
こう考えてくると、僕という人間は、何と、規模が小さいのか、と思われました。
人間というのは、不思議な生き物です。
では、また。(^。^)
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