学生時代、一目惚れでメッチャ惚れた女の子にアタックしたんですよ。
玉砕でした。
「大学受験に集中したいので、誰ともつき合うつもりはありません」
と言われました。
向こうが、こちらに興味がなかったんでしょうね。
貴方のことは、男性として好きではありません、という代わりに、大学受験という表向きの理由を言ったのでしょうね。
その子に振られてから、もの凄く、ドラムに集中しだしました。
モテタイので、必死に練習するようになりました。
男の結婚って、一番好きな人とするべきではないと思うのですよ。
意中の(一番の)人と晴れて結婚できたとすると、もう、妻が何事よりも第一になってしまいます。
場合によっては、仕事よりも妻の方を優先するようになる。
大きく稼ぎたいとも思わなくなります。その道で頂点を究めたいとも思わなくなります。
女房さえ居れば、他には何も要らない、という家庭人になってしまいます。
僕も、一番好きな人と上手くいっていれば、多分、小説なんか書いてないでしょう。
偉人と言われる人たちも、必ず、若い頃に恋愛に失敗しています。
妻は、伴侶としてだけの意味でいいのです。
恋愛に溺れてはいけません。