PR

無謀だった頃…(バイクに乗ってた頃)

 僕が若かった頃は、空前のバイクブーム。それも、レーサーレプリカ・ブームだった訳です。

 ホンダからは、NSXが。

 ヤマハからは、RZ-Rが。

 スズキからは、ガンマが。

 ガンマは400㏄のツーサイクルというモンスターマシンもありました。ヤマハはRZV-500というのを出していました。

 そして、カワサキからは、KR-250が。

 短い期間でしたが、僕もバイクにかぶれました。

 隣りの市の峠道に行って、三人で(仲間で)、タイムトライアルもやりました。

 夜中に峠道に行くのです。

 当然、走っている車が少ないからという理由です。

 15秒か30秒おきに、先発との差を空けて、スタートして、いかに前走車を抜けるか、というゲームです。

 峠の一番くねっている辺りで、何度もこけてしまいました。

 他のメンバーも同じです。

 しかし、レースをしているので、転倒している友人に気づいた時は、自分も相当のスピードが出ています。

 対向車線にはみ出して、避けて走りました。

 その時に、もし、一般の対向車が来ていたら、どんな惨事になっていたでしょう。

 僕は、KR-250で、高速道路で時速160キロ、国道のバイパス道路で155キロをマークしました。

 しかし、今から考えてみれば、もし、気まぐれなハンドルさばきをスピードを出している時にやれば、どんな事になるのか、想像がつきます。

 140キロを超すと、僕のKRは、ハンドルががたついてくるのです。調整が不完全だったのかも知れません。そこを、腕で押さえ込んで、さらにスピードを出す訳です。

 あの当時の規制は柔らかくて、ツーストロークのバイクには、もの凄い馬力とトルクがありました。

 KRは、前輪16インチ、後輪18インチだったので、目一杯加速すると前輪が浮いてしまうのです。

 7000回転を超えた辺りからの出力は凄いです。

 140キロを超すと、横に注意を向ける余裕がなくなります。

 今後、再びバイクに乗ることになっても、あんなスピードはもう出さないでしょう。

 若いという事は、怖さを知らないのだなぁ、と、自身を思います。

コメント

  1. sakamono より:

    なるほど世代が同じですね。高校生の頃、そんなバイクが流行ってました。自分は、高校を卒業してから中型の免許を取り、オフロードバイクに乗っていました。あまり飛ばしませんでしたけど^^;。ついこの前、友人が乗っていた250ccのバイクを運転させてもらいましたが、怖かった^^;。

  2. 山雨 乃兎 より:

    >sakamonoさん
    僕も、高校を卒業してから免許をとりました。あの当時は、学校では「三無い運動」とか(免許をとらせない。単車に乗らせない。単車を買い与えない)が盛んでしたから。
    ツーストロークのレーサーレプリカの250というのは馬力とスピードが凄いので今では怖いですね。
    オフロードバイクは楽しいですね。オフロードも、悪路で転倒するとかのスリルがありますが。(オフロードバイクは125㏄でも車体の重さと比較したら馬力が手応えがあるでしょう)
    オフ会が実現したら、バイクで行こうかな?(笑)
    また、お寄りしますね。(^。^)

  3. 山雨 乃兎 より:

    >shinさん
    ナイスを有り難うございます。(^。^)

  4. 山雨 乃兎 より:

    >takagakiさん
    ナイスを有り難うございます。

PVアクセスランキング にほんブログ村 新(朝日を忘れた小説家)山雨乃兎のブログ - にほんブログ村
タイトルとURLをコピーしました