比喩的にではなく、本当に耳が痛いのである。
始め、歯痛からはじまって、鼻汁が出る蓄膿症(病院で診てもらうほどではないが)になり、今度は耳が痛くなったのである。
どうも、この三つ、四つの機能は連動しているようである。
歯根の奧の鼻腔に膿がたまり、それが、耳にまで影響するようだ。
自分勝手な徹夜ばかり繰りかえすと、こういうことになる。
中学の担任の教師に、たとえば黒板の字が見えないから答えられない、と言うと、
「お前、目ェもわるいんこ?(暗に、目だけではなく頭がわるい上に、と言いたいような口調で)」と言う先生があった。
質問に答えられないでいると、
「お前、目ェ、噛んで死ぬこ?」
と言われるのが常だった。
「先生、目ェ、なんか噛まれへんでェ」
とききかえすと、
「どないして、目ェ、噛んだらエエのか考えてみい」
と生徒は言われた。
当然、目を歯で噛むことはできない。
もし、自殺したくなっても、容易に自殺を考えるなよ、という示唆が含まれていたのだと思う。
あれから三十五年は経った。
先生は、どうしていらっしゃるだろうか。
コメント
>xml_xslさん
ナイスを有り難うございます。(^。^)