昨夜、パソコンで遊んで徹夜して、そのまま動画の音楽を聴いたりして、その歌詞の意
味を深く考えてみることをしたのでした。(原稿だけは別に書いたのよ…)
ミスター・チルドレンの『しるし』を聴いていたら、
「そりゃあ、この歌詞だったら、女の人、ホロッと来るわ」
と思えました。
女心の捉え方が絶妙ですね。正確には、女性を愛する男の内面の描写ですね。
竹内まりやの『駅』を聴くと、注意して聴くと、昔、恋人と別れた女性が主人公。
しかし、その相手の男性は既婚者だったようで、しかも別れた理由が、主人公の女性自
身が、著名になるため、または、キャリアとしての仕事を完遂するためなのですね。
それで、主人公女性は、成功してから、昔の恋人なつかしさに恋人の住んでいた街の駅
に降り立つ。
そこで女性が見たのは、女房子供を食べさせるために必死で働く(会社へ通勤する)サラ
リーマンの元恋人の後ろ姿だった。
「ああ、私は、自己実現は出来たけど、でも、やっぱり、好きな貴方を捉まえておくべき
だった。自分の夢の実現よりも、貴方との永遠の生活のほうが、どれほど良かったか、今
頃になってやっと気付いた。遅かった」
と思う心情を歌っています。
いきものがかり、の『ありがとう』という歌は、歌詞に注目して聴いてみたけど、どう
考えても、『げげげの女房』というドラマの、夫婦の愛情と軌跡としか解釈できない。
「あなたに逢えて、一緒に生活できたことで、私は、苦しいときもあるけど、こんなに幸
せになれた。ありがとう。貴方」
という意味にしかとれない。
「繋がれた右手が…」
こう表現しているのだが、普遍的な愛の歌ならわざわざ右手とは表現しないと思う。
日本人の場合、女性を左に歩かせるが。現代的な人だと右に歩かせるが、そこまでのこ
とを考えての意味とも違うと思う。
「いつまでも~いついつまでも~」
とかは、永い夫婦生活を表しているし。
だから、僕の推測だが、この曲は、NHKがドラマをすると決まって、いきものがかり
に、「こんな内容のドラマなんですが」と作詞作曲を頼んだのではないか、と思う。
パフュームの『ポリリズム』は、センセーショナルな答えだが、セックスのことを歌っ
ている、という解釈になった。
男の腰の往復運動が、変則的で、オルガズムに導かれそうになっては、また少し休憩が
ある。そのオルガズムに昇り着こうとする感覚が、何度も再燃して、「繰りかえす♪」の
である。
私の解釈としては、そうにしかならなかった。
いやはや、こうやって歌詞に注目して曲を聴いてみると、作者の仕込んだ仕掛けや想い
に気付くことになる。
こういうことをしていると、曲の歌詞から小説(散文)も起こせそうになる。
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(朝日を忘れた小説家)山雨乃兎[やまめ のうさぎ]のブログーーー総合目録
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