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『ブラックレイン』という映画の影響

 夜に、思い起こして、『ブラックレイン』という映画を観ていた。

 私には、額に傷があり、それを知りあいが取り上げて、その取り上げたときには決まって『ブラックレイン』の話をするからだ。

 それで、YouTubeでの映像(映画本編)を観ていて思うことは、「ああ、この映画に、北野武氏が触発されたのだなぁ」ということが判る。

 松田優作演じるワルは、かなり美男である。

 その美男が、簡単に人の命を奪ってしまう。

 躊躇逡巡する時間は、まったくない。

 主演が美男であることもあって、凶行が格好良く思えてしまう。

 北野武氏が作った映画は、殆どがバイオレンスを描くものである。

 松田優作に憧れたのだなぁ、と思える。

 勿論、北野氏の映画監督としての人生は、『ブラックレイン』上演より前から始まっているが。

 余談だが、高倉健が、英語を充分につかっているところが、また、この映画のリアルさを出している。

 映像を見た結果、私の額の傷は左だが、松田優作演じる登場人物の、傷はあるのかはわからないが、所作で撫でる額は右だった。

 エンターテインメントとしては完璧だが、現実の自分を松田優作が演じた人物に近づけようとは思わない方がよい。

 一般の人でも、あの映画の影響を受けて、ああいう人物になれることこそが恰好良いという認識に至った人も居るようである。

 無差別凶悪事件も、あの映画以降増えているとも言えるが……。

 功罪、両方ある。

 あの威圧感のある格好良さは、現実ではNo goodである。

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 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

映画評論
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コメント

  1. 山雨 乃兎 より:

    >sakamonoさん
    ナイスを有り難うございます。(^。^)

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