そんな歌は、誰でも一曲はあると思います。
僕の場合、甲斐バンドの『安奈』ですね。
凄く馬の合うKくんと一緒にバンドを組んでいた高校時代。
そんな時代に、父に、
「お父さんの好きな歌(田畑義男とか古賀メロディー)は、僕には、あまり、どこがいいのか分からない」
と言うと、父は、
「そら、お父さんも、お前らが聴く歌は、あまり、良さがわからへんわ」
と言ってましたが……。
「まあ、これぐらいやの」
と、僕が『安奈』を聴いている横で言ったことを思いだします。
それから、あの悲惨な内臓破裂事故。
やけになって勉強が手に着かなくなって、成績不振で編入して、そこで彼女ができて。
最初の高校の文化祭に向けて、音楽祭のときよりも曲数を増やして練習していたのだけれど、
そのなかに『安奈』もありました。(いや、記憶の混線かな)
そんな、青春の何もかもが、一瞬で蘇ってくる曲が、『安奈』です。
メンバーの一人が家出、さらに僕の事故でバンド崩壊。
『安奈』なら分かる、と言っていた父が、その後すぐに他界。
倫理観のせいで無理に別れた彼女との恋愛。
最近では、年を取ったせいか、この曲を口ずさむだけで、色んな思いが一挙に去来して泣いてしまいます。
♪クリスマスツリーに、灯りがともり、みんなの笑い声が聞こえるころ
そんな季節になりましたね。
また、ラウンジに行くとは思いますが、ホステスさん、「『安奈』を歌ってください」とだけは言わないでね。
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オークション出品代行!(山雨乃兎の副業『稲見商会』) トップページを固定しています。最新記事は、(<<)ボタンで、ひとつ戻ってくださいね。 『秋の並木道』 西脇市 日本へそ公園より こちらもご覧ください。→ ブログカスタマイズ! 小説家、山雨乃兎の副業、『稲見商会』 このブログで真っ先に読むべきは、『ラフに語る、つれづれ記』です。 その後、全体を俯瞰するには、こちらのサイトマップをご覧ください。 現在、休筆中です。 ブログに掲載している作品は、ごく一部です。一旦賞に落ちた作品です。四ヶ月で200枚くらいのペースで、200枚程度の中編と300枚越えの長編を、九年間書きつづけていますので、短編も含めて、もう、何作書いたかは、忘れました。最長編は、606枚でした。 閲覧には、余分な緊張の必要がありません。 それが、ブログというツールの優れたところです。 どうぞ、ごゆっくり。(^^:; 1ページの表示記事数を、一件に戻しました。写真は、ほとんど200万画素、「軽い!」「表示が速い!」山雨のブログを、これからもご愛顧くださいね。 拙著『壁蝨(だに)』も、ご購読ください。 もし、このサイトに戻ってこれなくなったら、「山雨乃兎(やまめ のうさぎ)」で検索してみてくださいね。 よろしくお願い致します。 山雨乃兎 山雨フリークの方に、こっそりお伝えします。 このブログの記事を、隅から隅まで読むには、月別アーカイブがお薦めです。 現在の月別アーカイブは、こちら です。 【8件表示にしたので、動作が軽くなりました!】 執筆中の著者 山雨乃兎(やまめ のうさぎ)とは?↓ プロフィール(↑ ご覧になったあと、バックスペースキーで、戻ってきてくださいね) 山雨乃兎(やまめ のうさぎ)詳細プロフィール 本名、稲見良一。1963年6月6日、兵庫県西脇市に生まれる。二回の東京への家出時期を除いて、現在も、西脇市在住。 高卒。男性。現在独身。妻とは死別。 中学時代は、三年間吹奏楽部に在籍。担当楽器はトロンボーン。 三年生の時、友人たちの推薦で部長に抜擢される。同年、同部は全日本吹奏楽コンクール東播大会金賞...
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