Bさんのことを例に挙げて説明しますが、これは、一般論です。誰にも当てはまります。
「山雨、おれは、社会的立場がないことが辛いわ。やっぱり仕事せなアカンわ」
と、Bさんが言います。
Bさんも障害をもっています。
だから今まで働けなかったのでしょう。
それは、公に認められて当然のことです。
そういうふうに言ってくるBさんに、「ネットショップをしてみては」どうか、ということを言いますと、
「いや、もっと、人に揉まれる仕事をせなアカン」
と言うのですが、
今まで35年も無職でいた人が、急に、コミュニケーションを必要とする仕事に就こうとしても、無理です。
その心がけは尊いが、出来ないことを無理にしようとするギャップが大きすぎます。
:
僕は、鬱病や、統合失調症でも「考想伝播」の症状のない人で仕事をしていない人の場合は、半分怠けている、と思っています。
あくまでも、僕は、そう思っているだけで、社会や医師は、もっと理解があるでしょう。
「もっと、人に揉まれなきゃアカン」
と思うなら、今すぐにでも就業すべきでしょう。
60歳から、それまで35年間も仕事をしてなかった人が、「人に揉まれる仕事」に就いたら、
恐らく、心がくじけて失敗してしまうことでしょう。病状が悪化するかもしれません。
それでも、人生を挽回する、という動機で行くならば、
もう60ですよ。
一、二年で、そんな経験を積んで、その経験が役に立つ天職に就かないと、
寿命が来てしまいます。
だから、もっと行動に移しやすいネットショップの仕事を薦めたのですが、
自分としては、もっと一般の人に早く追いつきたい、と思ったのでしょう。
それなら、今、飲み屋がよいやデリヘルを呼んだりしている暇があったら、すぐにも職安に行くべきでしょう。
出来ることから、生活改善していけばいいのです。
急に一人前になろうとしても、それは無理です。
60になるまでには、何度もチャンスがあったでしょう。なのに、就職への動きをしてこなかった。トライしたことがあったとしても、それが実を結ばなかった。
公言することだけを背伸びしても、実現は無理です。
かといって、世間に責められることもないでしょう。障害があったのですから。
何で、Bさんが仕事にこだわるのかと言えば、結婚がしたいからでしょう。
だったら、もうちょっと実現可能な仕事を探すべきです。
ニートの皆さんも、すぐに60になりますよ。
長年無職でいて、その頃から急に、人生を挽回しようと思ったら、もう、作家になるぐらいしかありません。
僕の口癖があります。
「チャンスは、やったのだから」
「チャンスは、あった筈だ」
という言葉です。
仕事に限らず、恋愛でも、相手からもアプローチしやすいように個人情報は相手に見えるようにしています。
なのに、アプローチして来ず、年齢だけが過ぎていく。
「チャンスは、あげたのに」
ということです。
「そんなに、はっきり言ったら、相手が可哀想だろう」
と言う人があります。
可哀想?
それは、自ら努力をしている人をさらに責める場合でしょう。
「おれ、何をして生きていったらいいのか、わからない」などと言って、週に2回も飲み屋に通い、仕事もせず、生産的な創作活動もせず、月に一度、玄人の女と一発やってるような人が、可哀想ですか。
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最新記事は、こちら (トップページが表示される場合、記事タイトルをクリックして一つ左の記事タイトルをクリック) 初夏の池 区内 西脇市 *副業をやっています。↓ 物販、稲見商会ストア→ Water of the desert こちらもご覧ください。→ ブログカスタマイズ! オークション出品代行 閲覧には、余分な緊張の必要がありません。 それが、ブログというツールの優れたところです。 どうぞ、ごゆっくり。(^^:; このブログで、まっ先に読むべきは、『ラフに語る、つれづれ記』です。 その後、全体を俯瞰するには、『サイトマップ』へお越しください。 1ページの表示記事数を、一件に戻しました。写真は、ほとんど200万画素、「軽い!」「表示が速い!」山雨のブログを、これからもご愛顧くださいね。 拙著『壁蝨(だに)』も、ご購読ください。 もし、このサイトに戻ってこれなくなったら、「山雨乃兎(やまめ のうさぎ)」で検索してみてくださいね。 よろしくお願い致します。 山雨乃兎 山雨フリークの方に、こっそりお伝えします。 このブログの記事を、隅から隅まで読むには、月別アーカイブがお薦めです。 現在の月別アーカイブは、こちら です。 【8件表示にしたので、動作が軽くなりました!】 執筆中の著者 山雨乃兎(やまめ・のうさぎ)とは?↓ プロフィール(↑ ご覧になったあと、バックスペースキーで、戻ってきてくださいね) 山雨乃兎(やまめ・のうさぎ)詳細プロフィール 本名、稲見良一(いなみ・りょういち)。1963年6月6日、兵庫県西脇市に生まれる。二回の東京への家出時期を除いて、現在も、西脇市在住。 高卒。男性。現在独身。妻とは死別。 中学時代は、三年間吹奏楽部に在籍。担当楽器はトロンボーン。 三年生の時、友人たちの推薦で部長に抜擢される。同年、同部は全日本吹奏楽コンクール東播大会金賞受賞。 幼年時より、プロテスタントの教会に通う。その後、無教会派のキリスト教団体に通う。バプテスト教会にて、信仰告白。洗礼は受けていないが、信条はキリスト者。 高等学校在学中の体育の授業中に内臓破裂の大事故を起こす。その為、大量輸血。脾臓摘出。全身の血液量…
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人に揉まれる仕事をしてきましたが、4日ほど休んでいます。医師は疲れがたまってきたところで風邪をひいたから、いろいろな症状が出たといいます。今日は行こうと思いましたが、食欲が出ず一日の仕事がこなせないと思い行くのをやめました。まあ、今日は日曜日だし、日曜出勤することもないので。あんまりキャパを超えてしまうと、うつになっちゃうから気をつけないと、と思っています。揉まれる仕事っていうのはそんなにいいものじゃないけれど、できればらくーな仕事でお金持ちになりたいんですけれど、そんなふうに言ってもらえると、少しだけ気持ちがあがります。ありがとうございます、感謝しています。
揉まれる仕事じゃ、見えてこないと思うので、ケア・マネージャーです。会社からは売り上げを言われ、ケアマネ間では派閥があってもみくちゃで、ご利用者様は愚痴や泣き言や不平不満のオンパレード、ご家族様もいろいろ言ってきて、デイや施設の施設長やケア長や医師、ソーシャルワーカーさんなどなどともうまく付き合わないといけないし、さらに役所がこれまた書類書類、監査監査と騒ぎ立てって感じですかね。ああ、介護の人もなんか言ってきますね。そんでもって体調が悪化したため、つい家族にあたってけんかになってしまいました。最低最悪です~~、落ち込みます(ちょっと私も愚痴です、お許しを)
Bさんもつまりは、そういうことなんだと思いますよ。現実が自分の思い通りにならないことで自分の価値をすごく低いと思っていて自分を認めてほしいときに、そういう夢を語るとほんの少しだけ心が満たされて気持ちが上がるんだと思いますよ。だから具体的なアドヴアイスはいらないの。
だから、そうだね、それはいいねって、言ってあげるだけでいいんじゃないかな。きっとあなたを見込んで話してくれたんだと思うんだよね、そのBさんは。
もし、具体的な仕事を持ってきたら、そのときに具体的なアドヴァイスをしてあげてください。
ということです。