斉藤一人さんの講演で、仰有ってた話なんですが、
あるところに、大衆食堂を経営してる夫婦があった。
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斉藤さん、コピーしたり話を広めたりするのは、オッケーと仰有っていますから。
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戻ります。
それで、その夫婦、大衆食堂が不景気なので、それが原因で大げんかした。
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それで、腹が立った夫は、妻の顔も見たくない、と思って、
出前用のバイクで、気晴らしに走りに出たそうです。
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でも、それで、行くところ行くところで、常連さんと会って、
「忙しそうやね」
と声をかけられる。
「ついでに、ウチにも出前、持ってきて」
と言われる注文が殺到して、商売を盛り返して、どんどん発展した。
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そういう話です。
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戦後すぐに、学生が株屋をするという、実話に基づいた映画がありますね。
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その株屋、資金源は、親の金だったのですが、
顧客が会社を訪問したときに、金を預けるときに金庫を開くのですが、
そこに、見せ金を用意した。
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自分の持ってる金以上に、あるように見せかけたんですね。
上のほうだけ本物の札を並べて、下には、ダミーのただの紙を束ねて、
札束が多くあるように見せかけたわけです。
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金庫のなかを垣間見た客は、
「繁盛してますね。これだけ儲かってれば、安心してお金を預けられる」
と言って、投資したのでした。
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まあ、最後は、資金繰りが上手くいかなくなって、自殺してしまうんですが……。
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最初は、見栄もはったりも大事ですね。
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最近、近所の小父さんに、
「忙しそうやな」
と言われました。
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原付で、自分の買い物をして帰ってきただけだったのに、
仕事で動きまわっているように見えたらしいのです。
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ショルダーバッグを、どこに行くにも、肩下げか携帯してますからね。
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誰も、景気のいい店から、買いたいですからね。
最初は、忙しいふりをする。
だんだん、本当に忙しくなってきます。
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では、また。
コメント
（朝日を忘れた小説家）山雨乃兎［やまめ・のうさぎ］のブログーーー総合目録
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これは、多分、運と言うか流れと言うか、そういったモノを
自分に引き寄せるには、忙しそうにするのも、１つの手なのかなぁ、
なんて思いました＾＾；。
＞sakamonoさん
景気のいい人にあやかりたい、と、誰でも思うようです。
人が、人を呼ぶのですね。お金がお金を呼ぶ、とも言いますね。
忙しい「ふり」も、大事ですね。
また、お寄りしますね。（＾。＾）