拙著『三十三年図書館』のご紹介です。
図書館のイメージ
皆さんは、図書館と聞くと、何をイメージされますか。
・文化系が行くところ
・ものすごく静か
・学生が勉強
・色んな本がいっぱいある
・ニートが集まる(?)
三十三年図書館とは?
小説『三十三年図書館』。テーマは、ある地方都市の図書館。
色んな人が来ています。
ニート、老人、変人、その他。
図書館のテラスで、そのニート、老人、変人たちが交流します。
もちろん、館内で真面目に本を読んでいるだけの人もいますが、彼らは、外のテラスでの交流が大好き。
喜怒哀楽がぶつかり合い、色んなストーリーが展開します。
登場人物紹介
・僕(室井純一)(主人公) 仕事を辞めて小説家を目指している四十代。精神障害あり。婚歴あり。子なし。
・室井有希子(主人公・室井の亡き妻)
・中泉勇二 主人公と図書館で邂逅する友人。理由は不明だが無職。室井より数年年上。既婚、子持ち。室井の影響で、小説を多読するようになる。
・酒井田詩子(さかいだ・うたこ) 謎の女性。六十歳前後。独身。
・河上広(かわかみ・ひろし)独身。作業所勤務。
・淑子 既婚。
・塚本 五十代。言動が失礼なことがある。無職。婚歴不明。
・鴻上良人(こうがみ・よしと)不動産の仕事を早期退職した六十代。ものすごく大柄な体格。既婚。子も孫もいる。室井の影響で、文壇にアンテナを張り、小説を読むようになる。
・オクノさん 室井が出版を頼んでいる出版社の室井担当の営業。
・井上 銀行をある事情で定年を待たずに辞めて図書館に来ている。五十代後半。婚歴不明。
・高木紀一郎 七十代の老人。なぜか、大都市から、この中江市に移り住んでいる。定年退職後の目標として、英検2級取得の勉強中。妻と別居中。
・佐藤忠行 青年期から精神障害を患っていて現在も無職。五十代前半。独身。内心では、建築士にあこがれている。
・オーボエを吹く女性
・小沼先輩の妹
・風俗嬢ちえみ
・大学図書館にいた若い女性
・株商品を売り込むテレホンアポインター
・山下 室井の旧友。独身。
・谷崎 室井の旧友。中年になってから結婚。
・友藤 室井の同級生 理髪店をやっている。既婚。子持ち。
・大森さん 室井がかよっていたキリスト教会の信者。四十代後半。既婚。子持ち。
・村上氏 室井の作中の自費出版の担当編集者。
・白石さん 出版費用を貸してくれた恩人。教師。五十代。既婚。子持ち。
以上、登場人物紹介でした。
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このメンバーで、色んな絡みがあります。舞台は、図書館だけではありません。
図書館あるある、と思えるかもしれません。これは、例外的図書館だ、と思うかもしれません。
ストーリーだけでなく、それぞれの登場人物の心の動きを味わってみてください。
尚、作品は、エンターテインメントではなく、文学です。
【この作品は、フィクションです】
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