Gyao放送で、第一作の『天才バカボン』を観ているわけだが……。
バカボンのパパの行きすぎた行動が、笑えないのだ。
多分、時代背景が変わってしまったからだと思う。
バカボンのパパは、ギャグとして言動していたり、その時代を風刺していたりするのだが、
今観ると、「それは、先方に迷惑だろう」とか思ってしまって、笑うどころではなくなる。
自分が潤っていないと、他人のちょっとした不正が許せなくなる。(不景気な時代だと、そういう感想を持つ人が増えるだろう)
ところで、この『天才バカボンのパパ』、本当は頭がいいのかも知れない、とも思える。
敢えて、世間とはずれた行動をとっていて、それが、何か意図してとられた行動のようにも思える。
今や、赤塚不二雄さんは、跋扈されている訳だし、制作の意図を尋ねることもできないが……。
多分、わざと、おちゃらけているのだと思う。
ホントはバカボンのパパは、世間の常識もわきまえているのではないだろうか。
そんなことを思った。
もっと具体的に、どう行きすぎているのかを書こうと思ったが、作品量が多く、バックナンバーを観ているうちに、前の話を具体的には忘れてしまった。
どうか、ご容赦願いたい。