西脇中学校79年度 (年度じゃなかった。素直に、その年の卒業生。つまり、)79年3月卒業の卒業生同窓会に行ってきました。
行く直前になって革靴が見つからない。憤慨ひとしおだったのですが、あとで聞くと別
のスペースに靴箱が移動していただけなのでした。
発起人さんの挨拶があって、その間が保ちませんでした。(個人的に神経症なので。失
礼ながらトイレに行ったりして時間を過ごしました)
やっぱり、酒がはいらないと……。
発起人さんのサポートさんの音頭で乾杯!
麻酔がはいったところで会場を見渡してみれど、みんなの顔が変化していてわからない
のですよ。
名札を頼りにこちらから他のテーブルに移って話しかけてきました。
僕と同じテーブルについた同級生は学生時代懇意だった人たちでした。
輸入品の販売をしている彼と話しをしてみると、不況の影響がきついのがひしひしと実
感できます。
彼も、不本意な事故によって生涯が上手くいかなくなって、そういう思いから、僕のこ
とも斟酌してくれました。「いくら今が上手くいってなくても、何かを目指して努力する
こと自体にも意味がある」と。
もう一人の同級生、同じテーブルについた彼は、近年白血病に罹患したそうです。
こんな同窓会の場、飲めることが愉しみの場でも、彼はお茶だけで参加しています。
彼にしてみたら、昔の仲間に会いたかったのでしょう。
僕も、たった一日だけ彼と同じ職場で過ごしたことがありますが、もの凄くきつい鉄工
所の仕事でした。そういう仕事をしてきて、今、直近は白血病になったというのに、誰を
恨む訳でもありません。心が洗われる思いがしました。
先生方とも再会しました。
僕の担任の先生は、昔のイメージそのまま。(老けてないですね~)
学生時代に番長格だった子が発起人だったのですが、その人とじっくり話してみると、
今では親になった角がとれた性格に変貌していました。(驚いたことには、番長の身長を今ではこちらが超してしまっているのですね。ああ、身長の伸びない中学・小学時代、を嘘のように振り返ります)
先生を含めて、三人で話していたのだけれど、自分がワルだったから、子供には同じ轍
を踏ませたくない、という思いが強い。
自分の子供に、不良として生きようと思うなら、不良の中で一番になりなさい、と教え
たそうです。(それが簡単でないと悟った息子さんはぐれるのを卒業されたそうです)
こういう教えを、当時の担任の先生は率先してしてくれました。
今回の同窓会の愉しみは、僕としては、女性の同級生がどう変化したかを観察する目的
があったのです。
それを、女子に言ったら、「まあ、なんてことを」みたいに言われましたが。
男というのは、明らかな年輪が出ます。
頭が禿げてくるとか、肌がかさかさになってくるとかです。顔に皺が出来るのもわかり
やすいのは男性ですね。
女性は、メイクで隠せるもの。
自分(私)は若いつもりでいるが、47、48になってきたら女性はどう老けてくるの
か、と、こういうことを小説の取材のつもりで観るというのも、今回の同窓会の目的でし
た。
結果は、まだ、そんなには老けていませんね。皆さん。充分に美人です。
それから二次会になったのだけれど、たった三千円という二次会費用が捻出できなくて
帰ってきました。
オイ、大の大人が三千円くらい用意できないのか、と自分に言い聞かせて、しかし、こ
れが、投稿生活で芽のでない男の現状なのだ、と辛酸を舐めながら帰ってきました。(悔しかったら、ヒット作を出すか賞を受賞しろ、と自身に言い聞かせて)
同窓会は、単なる一時的なムーブメントに終わってほしくないですね。
なぜなら、昭和三十八年生まれが世の中を変えていくのですから。
漫才師の『ダウンタウン』のご両人も38年生まれです。作家では、朱川湊さん、重松清さんも。それから勿論、京極夏彦さんも。
では、また。(^。^)
コメント
同窓会、おもしろそうですね。何十年ぶりに会う中学の同級生が
どんなふうに変わっているか、私も興味があります。
ウチの中学は、そんなイベントがないなぁ。
本年もよろしくお願い致します^^。
>sakamonoさん
今年もよろしくお願いします。
中学校の同窓会というパターンは少ないですね。大体、小学校か高校か大学の同窓会が多いと思います。
でも、僕の場合、中学時代が自分の思う存分の活躍を出来た時期なので、逢いたい仲間です。
みんな恰幅がよくなってましたよ。^^
同窓生というのは、一番社会的気兼ねなく話せる友なのかも知れませんね。リフレッシュしてきました。
また、お寄りしますね。(^。^)