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若く見られることが、情けない。

 先日、大学の図書館に、借りっぱなしになっていた本を持っていって、

 

「これ、もし、貸出期限がまだ来てなければ、延長したいのですが」

 

 と司書に訊くと、

 

「わかりました。では、学生証を」

 

 と言われ、図書利用カードを差し出すと、小さな声で、

 

「あっ」

 

 と言われ、一般の利用者であることを相手は理解したようだった。

 

 

 

 49にもなって、大学生と間違えられる。

 

 秋冬の時季に、背広に革靴で、ショルダーバッグを提げて構内を歩いていると、さすがに講師か教授に間違えられるようで、学生から、「こんにちは」と挨拶されることが多いが、カジュアル着で行くと、もろに若く見られるようです。

 

 僕の場合、毎日、顔の状態が違うようで、日によってむくんでいますので、むくんでいて疲れているときは年相応に見られるようですが。

 

 先日も、スーパーに買い物に行って、スナック菓子と第三の酒をレジに持っていったら、たまにしかレジ会計をしてもらわない小母さんに、顔と第三の酒を数秒見比べられまして、こちらに何か言いたそうでした。ぎりぎりのところでした。

 

 年齢確認を要求されるのかと思いました。

 

 多分、皮膚や内臓は、それなりに老けているのだと思いますが、見かけの風貌が若いのだと思います。

 

 男は、あまり若くみられるのはプライドが傷つきますね。

 

 生業をしていないからと思われるかもしれませんが、強いていえば、疲労度だけは違いますが、原稿書きにしろ書評書きにしろ相当頭を使っていますし、仕事に匹敵しています。

 

 30代のころ、付き合っていた後の妻のお義父さんに会うことになりまして、都市で待ちあわせましたら、お義父さんの僕を発見した第一声が、「あれは、高校生やないか」とのこと。

 

 ワイシャツにスラックスだったから余計、そう見えたのですね。

 

 大体、会話でも、初対面だと相手に先に一発かまされる場合が多いです。それで、話しているうちに、歳がそんなに若くないのが相手にも話し方で理解されるようですが。

 

 しかし、このまま、あと11年したら還暦ですが、その頃には、どう見える状態になっているのでしょうね。(笑)


 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

ラフに語る、つれづれ記
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コメント

  1. sakamono より:

    私は若く見られると、何だか嬉しくなってしまいますよ。
    まだまだですね^^;。

  2. 山雨 乃兎 より:

    >sakamonoさん
    若く見られることは嬉しいことですが、僕の場合、若く見られすぎることがあってガックリします。
    sakamonoさんは、お会いして若い青年のように感じました。シャキッとお仕事が出来る感じで尚かつ若く見えましたよ。
    また、お寄りしますね。(^。^)

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