腐れ縁の友達がいたのです。
気が合うのです。
相手が何をしても腹が立たない、それくらいの親友でした。
もう会うこともなくなってしまいましたが。(遠くへ行ったので)
その友達と、あるとき、女性の好みについて話していたんです。
まず、その前に、「いい女だなぁ」と思ったら、「どう見る?」という話題から。
全体を見て、それから、顔、胸、と下がる。
これが、僕の見方。
彼は、違います。
まず、全体を見るのは一緒。
それから、次は、足。
それも足首。
それから、ふくらはぎ、といって、それから顔を見る、と。
人により、そんなに違うんだ、と思いました。
そして、どんなタイプが好き? という話題。
芸能人で言うと?
僕は、倉田まり子、さしずめ現代で言えば、鈴木京香ですね。
友人は?
「山雨くん、絶対言わんといてよ。……
実は、おれ、
森光子」
という回答でした。
「ええ? それは、誰でも好みはあるけどもよ。僕らから見たらおばちゃんやん?」
当時(二十歳そこそこの頃)でも、森光子さんは、親より上の年齢。
「せやから、年齢は、考えに入れんと、タイプ的によ」
「どこが、エエの?」
「うなじ……」
「そうか。ああいうタイプか。『光子で、ございます。タケヤで、ございます』(茶化す山雨)」
「ああ、もう、おれ、それだけであかんねん」
という昔の会話を思いだしました。
森光子さんのご冥福をお祈りします。
では、また。(^。^)
コメント
>sakamonoさん
ナイスを有り難うございます。(^。^)